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コウノトリの田んぼ 

朝、時間に余裕のあるときはNHK-BSで「日本の里山」の再放送を観てるでごす。先日は越前市のコウノトリが飛来する田んぼを紹介していますた。
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い~お話ですた。ちょっと内容を紹介します。コウノトリは絶滅が危惧され1956年に天然記念物に指定されていますたが、1970年に一羽の傷ついたコウノトリが越前の田んぼに舞い降りたそうな。地元の小学生たちが給餌など世話をしコウちゃんと名づけられたそのコウノトリはその地で天寿を全うされたそうな。
で、40年余りの歳月を経てその当時の子どもたちが農業の中心的担い手となりますた。そして、その彼らの記憶が原動力となり、コウノトリの飛来する田んぼを再生しようと「コウノトリを呼び戻す農法」というのを手がけられたのでありますた。
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以来、コウノトリの好物のドジョウやカエル、その食物連鎖を成立させる様々な植生物が健康に生息できる環境を整備してきた、ということだそうだす。そして無農薬無科学肥料ということで、逞しい苗を育てることからはじまり、バクテリアが多く棲む土壌つくり、水中生物のための魚道整備や冬季湛水など、たいへんな手間ではありますが、コウノトリの飛来を夢見て稲作そのものを見直す作業を続けてきますた。
そして2010年にとうとう2羽のコウノトリが飛来したとのことだす。その後もこの田んぼつくりに共感した仲間も増え、いまではそこで収穫された米「コウノトリ米」なんていうブランドも出来上がり、「かたかた」という限定醸造の純米酒もあるそうでごす。
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もちろん今や越前市ではこのブランドがまちおこし、シティセールスの道具となっているようですが、結構なことだと思うでごす。合理化効率化が戦後の営農の鉄則であったかと思いますが、コウノトリ米は非効率化をブランド化したという点で素晴らしいと思うのであります。
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ただし、コウノトリ米でなくても自然栽培や有機栽培、消費者の意識は食の安全また食のイノチを大切に考える傾向が強くなってきていることは確かであると思うのであります。「食欲」を満たすものと「食良く」を満たすもの、金銭的な制約もありますが、何を優先し何を選択するかはアナタとワタシの自由なのですなあ。
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消費するだけの立場でエラそうにすみません。

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