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八橋の気づき 

お土産で京都の八橋をいただきますた。アンコをくるんだ生八橋ではなくニッキ風味の堅焼き八橋でごす。
私のハナタレ時代の記憶のあるだけでも、京都といえば八橋、小学生時代の就学旅行でも買い求めた記憶があるでごす。
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で、この八橋の名前の由来を最近知りますた。
江戸時代中期のミュージシャン「八橋検校」さんに因んでいるそうでごす。
「京都で作曲の日々を送っていた検校さんは、日頃からものを大切にしていました。そのため、米びつに残るわずかな米をも貴いものと考え、残った米で堅焼煎餅をつくるよう教えたといいます。
検校さんがその生涯を閉じた後、彼の遺徳を偲んでつくられた箏の姿の堅焼煎餅は、京都の茶店で人気を博しました・・・」(井筒八橋本舗HP)。
それで形も筝に似ているとのこと。

え~そうなんですた!ワタクシの住む隣の町に「八ツ橋」という地名があるでごす。
伊勢物語にあるカキツバタを詠んだ藤原業平の歌で有名なところであり、小学生の頃は、お菓子の八橋はこの地名が由来であ~る、と聞かされていますた。
今思えばオラガムラ崇拝から出た先生のお言葉かと思いますが(実際そういう説もあるようです)、それはそれで罪のない話なのでOKなのでごす。
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お菓子の八橋からふと思ったんでごすが、「八橋検校」さん、そもそも検校とは何でしょう?
盲人高官の最高位ということなんでごすが(最下位は座頭といいます。座頭市=勝新太郎、ご存じないかも)
若い頃、劇画好きであったワタクシはジョージ秋山の劇画なんかで、裏の世界を牛耳る不気味な盲目法師、というような勝手な悪っぽいイメージを持っていますた。
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でも、実は多くがその時代の文化トレンドをリードする琵琶や筝曲のミュージシャンであり、按摩鍼灸の技で心身を癒すメディカルセラピストであったようであります。
また記憶力や計算力に図抜けた偏差値を持つ人が多かったことから金融業で財を成す検校さんも多くいたらしいでごす。

で、八橋検校さんはというと、箏という楽器に命を吹き込み、今日の筝曲の基礎を作り上げた偉大な方であるそうでごす。
以降、筝曲は伝統的に盲人のアーティストに受け継がれることとなり、宮城道夫さんの春の海など、日本のお正月、日本の文化を語る上でなくてはならないアイデンティティとなっているでごす。
(宮城道夫さんといえば宮城検校と呼ばれ数々の筝曲を残しましたが、演奏旅行中、我が家から程近いところで列車から転落しお亡くなりになりました。現場には記念碑が建ちご命日には宮城会の方々がお参りされています)
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日本で歴史的に箏、三弦などの普及には盲人ミュージシャンの活躍によるところが大きかったのでありますが、現代でも見渡せば視覚障害のあるミュージシャンは数多くいらっしゃいます。
スティービーワンダーやレイチャールズ、日本でも辻井伸行、木下航志等々。
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眼が悪いからその分耳が優れている、というアドバンテージではないと思うでごす。
ハンディを克服するための人知れぬ努力の賜物であると思います。でも眼のおかげで耳の潜在能力を生かすことができた、という言い方もできるのかもしれませんだす。

人間、五体満足、五感満足で不自由がないのが当たり前になっていると、気がつけないことが一杯あると思うのであります。
気がつけないどころか、当たり前にあぐらをかいて、本来持っている能力を生かすどころか、退化させてしまうことも往々にしてあるでごす。

それは身体の表面にでている部位だけではなく、自律神経や免疫や再生能力もすべて同じであると思うでごす。
自己治癒力を考えてみても、その能力に感謝もなく当たり前に添加物にまみれた栄養を取り入れ続ければ、そのうち細胞さんは悲鳴をあげ、どんどんその本体の働きをやめてしまうことになります。

逆に感謝し細胞がイキイキと活動できる栄養や環境を準備すれば、本来の能力を喜びとともに発揮してくれることでしょう。
第六感にしてもしかり、チャネラー、シャーマンといわれる人の能力も、みなもともと備えているものと思うでごすが、「常識」というリミッターがその力をスポイルしてしまっているんだと思うのであります。
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八橋→ミュージシャンの話から随分脱線してしまいますたが、不自由や不足は(本当は誰もが自由であり足りているんでしょうけど)本来の素晴らしい能力を開花させる気づきのキッカケであると思うのであります。

肉体的にも精神的にも環境的にもそういうキッカケがあるから大切なことを気づけることがあると思うのであります。
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